
2020年最後のAI FORUM
今回の内容
- [6:30 - 7:00](前座)なにかしゃべる
- [7:00 - 8:00] 『AIを使った生体認証』古川
- [8:00 - 8:30] 『数理クイズ解答編』市來
- [8:30 - 9:00] 2020年をワイワイと振り返る
(前座)なにかしゃべる
最近、何が忙しいかと言うと「技術書典10」の締め切り…
- 振り返り
- そもそもの発端は、8月のフォーラムでした、ね
- 1ヶ月足らずで、古川さんと、ぼくと、本をそれぞれ一冊ずつ書き切りましたっ
- めちゃくちゃ大変だった、というはなし
技術書典9ドタバタ出典記〜20日で本『音楽と数理』を書いたはなし
- で、「技術書典10」
- ちなみに現在、サークル「ZENKEI AI FORUM」からは、既刊2冊、新刊2冊、出る予定!
- ぼくの新刊のはなし
- 『厳密な計算』というタイトルで、
既刊の『音楽と数理』を含め、
『数理三部作』構想で執筆してますっ
- キャッチコピー
- 『音楽と数理』
耳コピ、絶対音感、ピアノ独学、数学(フーリエ変換)、AI(グーグル Magenta)に興味がある方には楽しめると思います!
- 『厳密な計算』
数字好きに贈る数字がいっぱい出てくる本です。 普通の整数型や不動小数点型の計算しかしたことがない人に、任意精度計算、有理数計算の実例を紹介します。 「厳密な計算」の具体的な1例として2つの球の流体力学的相互作用の厳密解の係数の計算を解説します。
- https://twitter.com/ichiki_k/status/1340146959844220928
- 『音楽と数理』
- 『厳密な計算』というタイトルで、
- ところで、締め切りは…
- 明日(12月24日深夜)です
- (ここまでに入稿すれば、審査を経て、イベント開始時に間に合う、という意味)
- ということで「早め」の入稿めざして、がんばります!
- 既刊は、12月26日から頒布開始される予定です!
第1部:『AIを使った生体認証』古川郁衣さん

数理クイズ
- 前回(2020/11/25)
みなさんにクイズを出しました!(覚えていますか?)
- その心は、対話が大事かな、と思って
- 数理(数学、理論)は、実際に手を動かす方が理解が早い
- 論理的思考を、現実の状況にあてはめる訓練(モデル化)
- 純粋に、たのしいだろう、と思って
- 前回出題したクイズをまとめます
- [Q1]. ランダムウォークと統計を使って
「その時々の興味の赴くままに学んで行って、成長しますか?」
という問いに答えよう - 「乱数」について
- [Q2]. 正規分布(ガウス分布)に従う乱数を生成
- [Q3]. 円周上に均一に分布する乱数を生成する方法?
- [Q4]. 円内に均一に分布する乱数を生成する方法?
- [Q5]. 球面上(球の内側)に均一に分布する乱数
- [Q6]. d 次元空間の超球面上に均一に分布する乱数
- 「ランダム・ウォーク」について
- [Q7]. 地球上であるとき出会った二人は、 その後再び出会うことはできるのでしょうか?
- [Q8]. 宇宙であるとき出会った二人は、 その後再び出会うことはできるのでしょうか?
- [Q9]. d次元空間であるとき出会った二人は、 果たして その後再び出会うことはできるのでしょうか?
- [Q1]. ランダムウォークと統計を使って
- 全部答えるか?
答えない方がおもしろいかな?
ヒントだけだして継続も残すか
- 参考文献:
- Numerical Recipes
- The Art of Computer Programming Vol.2 (Knuth)
- GNU Scientific Library
- 参考文献:
- (部分的な)解答編
- [Q1]
- (平均として)そんなことしてても、 どこにもたどりつきません
- (平均としては)何か1つのことを、 継続的に続ければ、どこか別の場所にたどり着けるでしょう
- 蛇足:個人の人生は、統計的な平均とは別もので、
1回切りのできごと
- 個別のパスを見ると、途中で遠くに行くこともあるし、 結局元も戻ることは、稀である
- 平均値が、直感と違うこともある
- 最終位置の分布を計算すると、どうなるでしょうか?
- [Q2] ~ [Q6]
- (方法1)確率密度関数について考えてみる
- 確率密度関数、累積密度関数
- Knuth の本を読もう
- (方法1)確率密度関数について考えてみる
- [Q7] ~ [Q9]
- リファレンスをあげておきましょうかね
- [Q1]
- 今回の数理クイズ
- 乱数に関して、発展問題
- モンテカルロ法って知ってますか?
- 乱数を使って、積分を計算するはなし
- 応用問題として、円周率を計算してみよう!
- 高次元空間の世界
- 例の jeremy のはなし
- ところで、球面調和関数について
- 乱数に関して、発展問題
2020年を振り返る
- 2020年のまとめ
- 2021年の抱負